第50期王位戦第二局は相掛かり、後手が強襲へ
2009-07-22


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第一局千日手指し直し局からあっという間に第二局を迎えたような気がする。本日は竜王戦の決勝トーナメントの中継(森内−高橋)も行われているし、何度も言うことながら将棋ファンにとってはありがたい時代になったものだ。木村は棋聖戦で羽生に敗れた直後のタイトル戦となる。手ごたえは掴んだので相手が羽生でなくて深浦なら十二分に勝機ありと踏んでいることだろう。奪取に向けては平凡なようだが早めに2勝目を挙げたいところ。木村の先手番の作戦は意外にも▲2六歩からの相掛かり戦。一番得意としているのは矢倉だが相手にヤマを張られている可能性もある。流行の引き飛車棒銀ではなく塚田スペシャル風の▲2四歩の合わせを狙う。これが用意の作戦なのだろう。

対して深浦は後手捻り飛車模様で積極的に迎え撃つ。封じ手の局面は角を切って手駒にした金を打ったところ。単純に飛車取りなので逃げる手しかないが、▲4八飛は後に当たりがきついので▲3九飛を本手とみる。以下△2八金▲6九飛△2六歩までは予想範囲の手順。この展開は深浦が踏み込んで実現したのだから成算はあるはず。しかし、傍目にはあまりにも単純すぎてプロらしくない。木村にしても一目ありがたいと映っているに違いない。現時点ではまだ互角に近い形勢だろうが木村が何か捻り出せれば先手が優位にたちそうな予感がする。第一局の千日手局の中飛車といい、今回の44手目△4九角からの強襲など、深浦に何か余計な力みを感じるのは単なる気のせいであろうか。

なお竜王戦の森内−高橋戦は先ほど終局し森内の勝ち。先手の攻めが決まったかに見えたがギリギリの間合いで見切った・・・、そんな森内らしい展開だった。森内は次は最大の難関羽生に当たっている。ここを突破すれば渡辺とのリターンマッチの視野が開けてくる。明日も松尾vs豊島のネット中継が行われる。こちらも目が離せない。
[将棋]

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