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世間では子供たちが夏休みに入った。その最初の週末は三連休となっている。ニュース番組によると、家族で出かけるにしても緊縮予算で近場で済ませている人も多いという。ちょうど横浜では開国博Y150が開催されている。同じタイミングで「海のエジプト展」のイベントもやっているので昨日横浜まで出かけてみた。「海のエジプト展」では、2000年もの間海底に沈んでいた古代アレクサンドリアの至宝が展示されているというので楽しみにしていた。現地に着くなり、まずチケットの購入が必要だが予想以上に長蛇の列が出来ている。仕方なく列に並んで待つこと30分ほどで何とか入場することができた。
中に入ると解説の映像に続いて、カノープス、ヘラクレイオン、アレクサンドリアの海底で収集された展示品が所狭しと並んでいる。展示品の概要についてはウェブ上でも紹介されているが、やはり自分の目で実物を見るのは迫力がある。歴史の本でしか知らなかった古代エジプトでの生活がいろいろな出土品とともに身近で感じることができるのは貴重な体験である。当時の人々が船を造って海を渡り、楔形文字で記録し、天体観測で暦を生み出し、陶器を作り、お金を流通させて経済活動を営んでいたというのはすごく不思議な感じがする。ギリシャ人との交流で神々を共有化していたのもユニークである。紀元前とはいっても現代人とそうは変わらない共同社会を築いていたのがよくわかる。
石碑に彫られたヒエログリフの実物を見ると、実際にこの文字を誰がどうのように刻んだのか、後世にどうやって解読したのか壮大なロマンを感じ得る。当時の記録にどういった内容が記されているかも興味深く見ることができた。もう少し空いていればもうちょっと落ち着いてじっくり見れただろうが、会場も思ったより広くて結構な運動になった。4時間ほどいたか。その足で開国博Y150の一部も見て回ったが、こちらは現代の科学技術の最先端の成果を駆使している。そのコントラストもなかなか絶妙といえる。とにかく貴重なものを見させてもらった。
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