ウイルスのアナグラムといっているわけではない。そのため『2012年地球崩壊の驚愕大予言』の解釈が飛鳥説をエスカレートさせたものというのは少々的外れではないかと思う。単に1996年のノストラダムス解釈本の焼き直しでその後に出現したSARSのような新たなウィルスを組み入れたということだろう。もちろんのこれらの解釈本を今頃取り上げて比較検討したところで特に意味のあることではない。ちなみにロシアのペンゼンスキーによるこの詩の注釈をメモしておく。
ウォルスキはティレニア海までのリリス川の両岸に住んでいたラティウム地方の古代イタリアの部族である。「大都市」とは、かつてウォルクスの地に囲まれたローマのこと。テヴェレ川とリリス川(Liris、現ガリリャーノ川)の2つの川があり、月と太陽とは銀と金を指すと見られる。
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